ハーレーダビットソン福井・金沢・富山 スタッフブログ

バッテリーのお話

2017.02.22

こんにちは!サービスの井上です

本日は、バイクにとって大切な、バッテリーについて、

ちょっと詳しくお話します。。

 

 

 

 

 

 

 

まずは最も大切なことをお話します。

ハーレーには絶対に純正バッテリーをご利用下さい!

それはなぜか?

ハーレーのバッテリーが置かれている環境から見ていきましょう。

 

 

 

バッテリーは、バイクの運転中、エンジン本体やオイル、
エキゾーストが放つ高熱そしてハーレーの強烈な振動に常にさらされています。

 

バッテリーは意外と過酷な環境の中で、必死に頑張っているんです。

 

 

他社製バッテリーは、これらの熱や振動に弱く内部が破損したり液漏れをしてしまい、その結果充電しなくなるものがあります。

 

 

 

純正バッテリーは、

AGMメンテナンスフリーバッテリー

といって、

一言でいえば 高・性・能☆

 

 

グラスマットにバッテリー液(高性能で安全な非鉱物系)を吸収させた構造

カルシウム/カルシウム合金製グリッドを使用

・本体は、信頼性の高いヒートシールドカバーバッテリーの黒い部分)

・プラス/マイナスの端子を取付けるターミナルや取り付けボルトに至っても、
他社製よりもかなり頑丈な造り

・見えている部分だけではなく、ターミナル内部まで腐食と振動防止構造

 

これらの構造により、耐熱耐振動、更に出力に優れ自己放電をも抑えられる非常に優秀な、まさにハーレー向きのバッテリーと言えます!!

 

もちろん、バー&シールドマーク付きですよ♪

 

 

 

 

そして、そんな純正バッテリーも、上がるときは上がります…

特に、乗らない冬!

これは先ほどちらっと出てきた、バッテリーの自己放電が主な原因です。

バッテリーは一度満充電しても、時間の経過と共に放電していくのです。

 

 

 

冬でもたまにエンジンかければ充電できるのか?

答えはNOです。

暖気運転程度では、バッテリーは充電しません。

 

 

自己放電を抑えるためには、バッテリーと車体の接続を外すこと。

つまり、マイナス端子を外すまたはメインヒューズを抜くことです!

これは、ハーレー本社でも推奨されております。

 

※ただし充電ケーブルが車体に標準装備の、2014年以降ツーリングモデルは、
メインヒューズを抜くと充電ケーブルとバッテリーの接続が切れるため、
標準装備充電ケーブルを使用する場合メインヒューズは取り外さないでください。

 

 

 

 

具体的には、バッテリー電圧を12.5V以下に落とさないこと。

ハーレーでは、新品の、満充電状態のバッテリーが12.5Vを下回るまでの期間は、

車体に接続しなければ約9か月間と言う実験結果があります。

しかし車体とバッテリーを接続した状態では、

満充電のバッテリーが4週間で12.5Vまで放電するという例もあります。

バッテリーと車体を切り離すことは非常に重要です!

 

バッテリー電圧を保つため、走行の予定が3週間以上ない場合、

出来る限りバッテリーを外しましょう!

 

 

 

 

でも、いちいちバッテリー端子を外すのなんか面倒くさい!

それに、バッテリーが12.5Vだかどうかなんて、わからないですよね?

そんな方には、バッテリーテンダー!

 

 

バッテリーテンダーは、フロート充電方式により、小型かつ過充電防止機能を搭載した、

何か月つなぎっぱなしでも大丈夫なバッテリー充電器です!

 

 

フロート充電とは??

満充電になると電流が充電器内のバイパス回路を通ってバッテリーへの負担をゼロにします。

つまり、バッテリーに負荷を一切かけないまま電圧を正確に保ちます。

充電しっ放しにするのが本来の使い方です。

むしろそのほうがバッテリーを長持ちさせる効果があります。

こんな楽な充電器は、なかなかないですよ!!

 

 

車体に取り付けた充電ケーブルをコンセントと接続するだけで、

シートを外したり面倒なことをせずにバッテリーの充電、メンテナンスができます!

 

 

また、充電ケーブルをLEDインジケーターランプ付きに交換することで、

充電が必要なタイミング(12.5V付近)でLEDランプが点灯するため、非常にわかりやすいです!

 

 

 

 

長々~っとお話しましたが、

純正バッテリーがいい理由や管理について、ご理解いただけましたでしょうか??

 

いつも気持ちよく愛車にお乗りいただくため、

バッテリートラブルを未然に防ぐため、

純正バッテリー&バッテリーテンダーは非常に心強い味方となります!

 

 

長文に最後までお付き合い下さいまして、ありがとうございました!